亡くなった人の物を使う

亡くなった人の物を使う意味には少なからずスピリチュアルな意味があります。
それは「人は二度死ぬ」と言われていることでもあります。、
一度目の死は、医学的に死亡が確認された時。
しかし記憶にとどめてくれる人がいる限り、たとえ死んでもその人の心の中で生き続けることになります。
従って、二度目の死は全ての人の記憶から忘れ去られたとき、だそうです。

亡くなった人の物を使うことのスピリチュアルな意味は、それを使うたびに故人のことを思い出し偲ぶことです。
そうすれば、天国にいる故人もきっと喜んでいるはずです。

しかし、亡くなった人の物を使っているとそんな理由だけではないスピリチュアルなことが起こるような気がしているのは私だけでしょうか?

亡くなった人の物を使うスピリチュアルな意味

亡くなった人の物を使うスピリチュアルな意味

亡くなった人の物を使うという行為をスピリチュアルの観点から見ると、故人の想いや残されたエネルギー、波動を受け継いでいくということではないでしょうか。
形見の品には故人の生前の思い出や、気が宿っているような気が私はしています。

亡くなった人の物を受け継ぎ使い続けることは故人を偲び、想いを引き継ぐことになるのです。
風水学でも「もの」には気が宿ると考えられています。
さらに古来日本では長く使用しているものには「付喪神」という神様が宿ると考えられてきました。
このように物体は「気」に作用し周囲の人々の波動にも影響を与える大きなパワーを保有していると私は考えています。

亡くなった人の物、遺品を使うことでどのような影響や効果が現れるのか?
これは、親や親しい友人を亡くした方でなにか形見のような物がある時には気になるところだと思います。

亡くなった人があなたにとって大切な存在であり、生前より想いを通わせることができていたのであれば、その亡くなった人の物にはあなたを想うプラスの気が宿っているはずです。
手に取ってみて懐かしさや優しさなどのプラスのエネルギーを感じる場合は、肌身離さず持ち歩くことであなたの波動の強さを底上げする存在になります。

辛い時
挫けそうな時
そんな時こそ、亡くなった人の物に励まされるような気がすることもあります。
さらに亡くなった人の魂の欠片が遺品に宿り守護霊としての役割を果たしてくれる場合もあります。

亡くなった親父のロレックスに語りかける息子

亡くなった親父のロレックスに語りかける息子
私の友人の方にかなり年代物のロレックスを身につけている方がいます。
その方は、二代目の経営者で会社もかなり大きな会社です。

酒の席でその腕時計の話を聞くと、数年ごとにオーバーホールも必要ですし、それでもよく止まってしまうそうです。
そして、正直とてもダサい金無垢の腕時計で、とてもお洒落には見えません。
半分冗談で「今時、もうそんなロレックス 不動産屋かヤ●ザしかしてないですよ」と話すと、その友人は笑いながらこう話してくれました。

そうなんですよ。
 でもね、これ付けていると親父がいつも叱ってくれてるような気がしてね。

なにか仕事で迷うことがあると、この時計見ながら
 親父ならどうするかなぁ…
 なんて考えるんですよ

今までの紆余曲折で倒産の危機もあった彼の経歴を知っている私には、
きっとお父さんが導いてくれたのかな…
なんて思えるんです。

偽物の時計を俺に渡した親父の本心は?

あなたもすでに子供がいるならこの気持ちは理解できるのではないでしょうか?

亡くなった人の財布を使う

亡くなった人の財布を使う
意外と亡くなった人の財布を使う方も多いようです。

特に亡くなった人の財布が
・高級ブランドの財布
・経済的に成功した人の財布
・使い込んだことによる味や風合いが出ている財布
なら、ぜひ使ってみたいものですよね。

風水的には亡くなった人の財布を使うのはよくないとされている

風水的には、亡くなった人の財布や靴、カバンは「陰」の気を放つと解釈されています。
ですので、残った人の運気を上昇させるものではないとされています。
そのため、故人の財布をそのまま使用することは、風水的には良いとはされていません。

亡くなった人の財布を使うのはその人の考え方次第

亡くなった人の財布を使うかどうかは、その人の気持ち次第です。

スピリチュアルな観点から考えた場合、故人の思いを引き継いだり、故人を偲んだりするために、亡くなった人の財布を使うことが良いと考える人もいます。
逆に、ネガティブな影響を受ける可能性があると考える人もいます。

ただ、スピリチュアル的には亡くなった人の財布には良くも悪くも特にお金に関する運気が強く詰まっている気がします。
ですので、経済的に成功した人の財布はともかく、お金に苦労した人の財布はつかわない方がいいかもしれません。

亡くなった人の服を着る

亡くなった人の服を着る
亡くなった人の服を着ることのスピリチュアルな意味は、故人の想いや残されたエネルギー、波動を受け継いでいくということになります。
亡くなった人の服はその人の生活や価値観を象徴するものです。
そのため、亡くなった人の服を着ることは、その人の生き方や思考を尊重し、引き継ぐという意味があります。

亡くなった人があなたにとって大切な存在であり、生前より想いを通わせることができていたのであれば、その方の服にはあなたを想うプラスの気が宿っているはずです。
手に取ってみて懐かしさや優しさなどのプラスのエネルギーを感じる場合は、亡くなった人の服を着ることであなたの波動の強さを底上げする存在になるでしょう。

着れない服は捨てたほうがいい


亡くなった人の服でも、あなた自身が切れない服は処分した方がいいと思います。
確かに流行はいついかリバイバルされるものですが、それでもその時代に合わせてアレンジされています。
ですので、同じような服が流行っても微妙に異なるものです。
それに、その頃にはあなたの体形もずいぶんと変わっていることdふぇしょう。
ですので、亡くなった人の服で残しておくのは流行のない物だけにしておきましょう。

例えば、流行のない着物などなら残しておく価値はあります。

生前、お洒落な人ほど大量にあるのが服です。
例え高価なブランド品であっても、の好悪そうとするときりがありません。
ですので、亡くなった人の服を残すのは数点だけにしておくことをおすすめします。

できるだけ亡くなった人の物は処分した方がいい

亡くなった人の物は処分した方がいい
亡くなった人の物は、できるだけ処分した方がいいです。
あれもこれもと残しておくのは、おすすめできません。

なぜなら、亡くなった人の物を残しておくのは場所も取ります。
なにより、それではいつまでも心の整理がつかないからです。

亡くなった人がこの世にいた証拠を残しておきたい気持ちはわかりませうが、前に向かって一歩を踏み出すためには心を鬼のして捨てる覚悟も持ってください。

【遺品整理と生きている人への悪影響】


亡くなった人の物は処分した方がいいスピリチュアルな意味

亡くなった人が悲運な最期を遂げられた場合には少し注意が必要になります。

突然の事故や自ら命を絶ってしまった方の魂には未練や悲しみ、憎悪などの負のエネルギーが留まってしまう場合があります、
行き場を失った負のエネルギーは依り代を求めて現世を彷徨い続けます。生前に強い想いが込められていた物体はこのような負のエネルギーも呼び込んでしまうリスクもあります。

またなにか不遇なことが起これば、亡くなった人の物のせい(祟り)と考えてしまいがちです。
遺品を起点として悪い出来事が起きたり、手に持っているだけで悲しみの感情が溢れてくるようであれば早めに処分した方がよいでしょう。