家の中の物を処分しないで家を売る方法｜実家の片付けに疲れ果てた人へ

本記事内では一部プロモーションを含みます。

なんとか実家の中の物を処分しないで家を売る方法はないのだろうか？
意外とそんな悩みを抱えている人は少なくありません。

①実家の片付けで他の兄弟の協力が得られない。
②もはや自分たちも高齢で片付ける気力も体力が残っていない。
③実家が遠方にあり、そう何度も片付けに帰れない。
④相続の話がまとまらないので片付けられない。

そんな方はもう【実家の中の物を処分しないで家を売る方法】を考えるべきかもしれません。

実家の中の物を処分しないで家を売る方法はある

「実家の中の物を処分しないで家を売る方法はあるのか？」
と聞かれたらそれは
「ありますよ！」
とお答えします。

ただし、それは一般の方に売却するのではなく、プロの不動産業者に買い取ってもらう方法です。
プロの不動産業者なら家の中の物を処分しないでそのままの状態でも購入を検討することができます。

プロの不動産業者の買取は安く買い叩かれるのでは？

確かに高く売却したいのならば、なんとしでても実家の片付けを強行して綺麗にスッキリ片付けることをおすすめします。
そうしないと一般の方には売却しにくいことも多いからです。

逆の立場になって考えてみてください。
まるで昨日まで高齢の親が住んでいたかのような状態。
家の中はきっと物が散乱していることでしょう。
そんな状態で一般の方が、その家を買ってバラ色の未来を想像することができるでしょうか？
はっきりいってそれは無理な話です。

多くの一般の方はマイホームを探す時に、まず第一印象で決まることがほとんどです。

特に奥さまなどの女性は、キッチンの印象が重要です。
特に新築の家の最新のキッチン設備があるだけで。もう奥様たちは目がハートマークになって、値段は二の次、三の次で購入を検討します。
まあ、このあたりは不動産営業マン?よく使うテクニックでもあります。
しかし、時代遅れのキッチンだともう奥さまは祖に英に今日もは持ってくれません。

実家の家の中に物が溢れかえっている状態では、売ろうにもなかなか売れないのも紛れもない現実です。

ですので結局、一般瘀エンドユーザーに実家の中の物を処分しないで家を売りたいのならば
「価格を周辺相場以下に下げる」
しかありません。

そうなれば結局、不動産業者の買取価格とあまり変わらないことになります。

一般の方に買ってもらうには時間と手間もかかること覚悟しなければならない

おそらく多くの実家は古くて正直「オンボロの築古の家」なのではありませんか？

ですので、一般の方が住むには
・建て替える
・大規模リフォームをする
ということになります。

そうなると厄介になるのが住宅ローンが大変になります。
建て替えや大規模リフォームの場合、その詳しい見積もりも銀行に提出しなければなりません。

どんな家を建てるのか？
どんなリフォームをするのか？
一般の方がそれを決めるには相当な時間がかかります。
何度も何度も行う施工業者との打ち合わせや見積もりなどで軽く1か月位はかかります。

さて、そんな建て替えやリフォームがやっと決まって見積もりがでて銀行に審査を出したら「否決」された。
そんなことも今はよくある話です。

今の一般の方に自己資金なんてあまりない方ばかりです。、
ほとんどの住宅ローンはが１００％ローンです。
※諸経費まで住宅ローンに組み入れる方もいる。
みんなギリギリの目いっぱいの住宅ローンを組みます。
ですから否決されるケースもよくあります。
特に建て替えや大規模リフォームでは予算オーバーしがちです。

そして一般の方との不動産売買契約では【住宅ローン特約】がつけられるのが普通です。
これは
「もし住宅ローンが否認されたら白紙解約で、最初から無かったことにしてね」
という契約です。

なんどか契約まで無事に進んだのに預かった手付金は返して、また一から他の購入希望者を探さなければならないのは相当な精神的ショックを受けます。

実家がオンボロで築古なら中の物を処分してもしなくても売却価格があまり変わらないここともよくある話

実家の中の物を処分してもしなくても売却価格があまり変わらなかった
という「骨折り損のくたびれ儲け」ということもよくあるのをご存知でしょうか？

実家の中の物を処分するのには意外と費用は安くありません。
今はなにを捨てるにしてもとにかくお金がかかる時代なのです。
少し大きな家ならば実家の片付けで軽く百万円越え？ということも珍しくないのです。

解体や片付けはプロの不動産業者がやると格段に安くできる

一般の方が実家の中の物の処分やあるいは実家の解体する費用とプロの不動産業者が行う費用とではかなり差があります。

それは
プロの不動産業者は常時、解体業者や片付け業者に仕事を発注しているのでお得意様特別価格でできる
です。

いくら羨ましくても、こればかりはしかたありません。
一見（いちげん）さんで一回ぽっきりの一般のお客様より、継続的に発注してくれる不動産業者は片付け業者や解体業者からすればとてもありがたい存在なのです。
だからこそ一般お客さんより何割も安い特別価格で受注します。

また、同時に複数の現場があればもっと安くなります。

築古のオンボロな家に価値はないから結局は解体前提の価格になる

我々不動産屋からすれば昭和に建てられた家はもうすでに30年を超えているので、価格的な査定評価はできません。
ですのでか価格査定においては土地値になります。
ましてその古家が建っていることによって、解体費用相当分はマイナス評価になります。

「なんとか古い家でも活用できないものか？今はリノベーションというのも流行っているし」
と考えたいところなのですが、古い家は今の生活スタイルとは大きくかけ離れていて、そのままでは住み難いのです。
当時の当たり前と今の建築の当たり前がかなり異なります。
例えば断熱材ひとつでも今は当たり前ですが30年前ではよほどの注文住宅じゃないとコストダウンの意味合いからも採用されることはまれでした。
断熱材のないお家は「冬は寒く、夏は暑い」のです。

また昔はあたりう前のように和室がありましたが、今のお家に和室はほとんどありません。

そもそも築古の家の建物に価値はあまりないことも覚悟しておきましょう。

もうそのままでは住めないオンボロの家を買うのはプロの不動産業者以外にいると思いますか？

とにかく見栄えの悪い家は売りにくいのです。
ですので、実家の中の物を処分しないそのままの状態だと売却はかなり難しいことは覚悟しておきましょう。

ただプロの不動産業者が買い取るのはビジネスですから、やはり採算的に低く価格は抑えられてしまうのはしかたありません。

しかし、
あなたが費用を負担して実家の中の物をスッキリと処分・片付けをして売れる価格
実家の中の物を処分しないでプロの不動産業者に売る価格
のどちらかが高く売れるのかはきちんと調べてみないと分かりません。

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実家の中の物を処分しないで家を売るのがおすすめな人

少しでも高く実家を売るのなら、とにかく実家の中の物はすべて処分して売るほうが良いのは間違いありません。
でも、それができないからお困りなんですよね・・・・

実家がオンボロの築古で実家の片付けに疲れ果てた人

おそらくこの実家を買う人は「建て替え」を考えている人だと思いませんか？
それなら、もう売却価格は「土地値」です。

それなら
・片付けと解体をセットで業者に依頼して売り安くしてから売るか？
それとも
・少々安くなっても不動産業者の買取で売却するか？
の二者択一です。

一般の方で片付けや解体をする費用といつも依頼している業者がいる建売業者ではかなり雲泥の差が出ます。
綺麗に片付けたり解体して1円でも高くエンドユーザーに買ってもらうこともありです。
しかし、高い片付けや解体費用をかけてまでエンドユーザーにこだわるより、さっさと現状のままで建売業者に買ってもらった方が得の場合も多くあるのです。

もう実家の片付けに疲れ果てているのなら、高く売ることは諦めてさっさと処分することをおすすめします。
でないと、いつまで経ってもその実家に苦しめられているだけだからです。