実家 売却 説得

電話する長男電話する長男

「そろそろ、あの空き家の実家 売却しようかと考えているんだが・・・」

外に嫁いだ妹

「兄さん、そんなこと絶対に嫌!
 父さん母さんが亡くなって兄さんは悲しくないの?
 あの家が無くなったら、もう父さんも母さんもきっと悲しむわ!」

空き家の実家の維持管理にヘトヘトになってしまったあなたが他の兄弟に実家の売却を提案してもとりあってくれない・・・
そんなケースは巷にゴロゴロしていて決して珍しい話じゃないんです。

実家の売却に反対する兄弟を説得するにはまず「お金」のことも同時に提示してみれば?

草むしり
固定資産税
空き家の実家の維持管理も大変です。
それにあなたもそろそろいいお歳になってきているかもしれません。

悩む長男

「この空き家の実家の問題は俺の目の黒いうちに解決しておかないとなぁ・・」

そう考えてはいても、実家の売却を他の兄弟対に説得するのは簡単ではありません。

みなさん、実家の売却で他の兄弟たちを説得するのが難しいのはお金の話を避けているからではないですか?

まずは売却する予定の実家の値段を調べなさい


みなさん、実家の売却で他の兄弟たちを説得する時に「お金」の話を避けがちです。
それではいつまで経っても実家は売れず、最後は次世代のあなたの子供が従兄弟同士で話し合う羽目になります。
それだけは避けたいですよね。

悩む長男

「そろそろ、あの空き家?実家 売却しないか?
 ちょっと調べてみたんだがあの家2000万円で売れるらしいんだ。
 これからの老い墓や法事のこともあるし
 俺が1200万円
 お前が800万円
 れ分けるのはどうだ?
 丁度おまえのとこの子も今年大学だろう
 少しはタシになると思うんだが・・・」

外に嫁いだ妹

「そうね。
 うちの子も関東の私立大学に行きたいみたいだから助かるわ。
 でも、兄さん、私も母さんたちの介護には頑張ったのよ」

悩む長男

「わかった。
 じゃあお前が900万
 おれが1100万円ということでどうだ?」

外に嫁いだ妹外に嫁いだ妹

「わかったわ、
 実家が無くなるのは寂しいけど、孫の教育のためだと思えば
 父さんや母さんも許してくれるものね」

まあ、こんなに簡単に話がまとまらないかもしれません。
でも「実家を売却したらこれだけのお金が入ってくる」
いったんそのことが頭に入ってしまうと、なにかお金が必要になった時に必ずそのことが頭をよぎるものです。

たとえその時は実家の売却に反対した兄弟たちも、なにかお金が必要になってきた時には手のひらを返したように態度を豹変させることは珍しカウりません。

外に嫁いだ妹外に嫁いだ妹

「兄さん、
 例の父さんたちの家
 やっぱり売ることにしない?」


と今度はむこうのほうから相談してくるかもしれません。

そのためにもまずは実家の売れる値段を調べておくことをおすすめします。

そんな方には一度に複数の会社から実家の査定価格がわかる一括サービスが便利です。

おすすめの一括査定サービスは【イエウール】です。

\実家の売却価格を調べるのに超便利/
【イエウール】売却一括査定依頼サービス

実家の兄弟たちの反対の理由は?

あなたが逆の立場になれば理解できると思いますがいくら血を分けた兄弟姉妹であっても
「本音 本心は口に出せない!」
のです。
心の中では
「実家を売ったお金を分けて欲しい
 でも、兄貴は長男だし・・・」

「実家の売ったらそのお金は分けてくれるのかしら?
 私は外に嫁いだ娘だし」

だからこそ
実家の売却に反対の理由として
「実家が無くなるのは寂しい」
「実家を売るのは後ろめたい」

そんな心の持ち方の理由で反対される方も少なくないのですが
果たして本当にそんな理由でしょうか?

「実家を売却したらいくら分けてくれるんだろう?」
それがわからないから実家の売却に反対しているのではないでしょうか。

実家の売却は勝手にできないから兄弟の説得が必要なのは仕方がない

実家の売却で他の兄弟たちを説得しなければならないのは
実家の売却は勝手にできない
からです。

「今まで親の介護なんてしなかったくせに・・・」
「いつまでこの空き家の実家の管理を押し付けてくるつもりなんだ」
「じゃあこの空家の実家の固定資産税を払ってくれよ!」
「権利症と親の実印はこっちが持っているのに?」
「都合の良い時にだけ相続人ずらするな!」
あなたにもいろいろな理由があるでしょう。
しかし、実家の売却には相続人全員の承認が必要なのです。
ひとりでも反対したら実家の売却はできません。
どうしてもというのなら家庭裁判所に調停を申し立てるしかありませんし、そうなると売却価格もかなり安くなってしまいます。

そして、実家の売却の時に今までの不平や不満が一気に出るのです。
介護の不公平
これからの長男としての役割
さらに話をややこしくするのは
他の兄弟たちの配偶者たち
です。

あなたの納得できないやるせない気持ちはとても理解できます。
しかし「損して得取れ」というようにある程度の妥協点を探ってください。
介護をしてきた私が多くもらえて当たり前
俺が長男だから多くもらえて当たり前
法律では子供はみんな平等だろ
どれも整形ですし不正解でもあります。
実は相続は「どんな風に分けなさい」とは決まっていません。
あくまで「相続人全員で話し合いって決めなさい」というモノなんです。
それに納得できないのであれば家庭裁判所に調停の申し立てをしてでも白黒つけなければなりません。
その時は法定相続割りイアが強く反映される傾向にあります。
※特別寄与分が認められるケースはかなり稀なことも知っておいてください。

このまま話がまとまらないと次世代のあなたの子供たちにまで、今の空き家の実家の売却問題を引く継がせなければならないのです。