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実家 誰も継がない

実家を誰も継がない理由として
・もう誰も住まない
・古くてオンボロで価値はない
・面倒な相続の話には巻き込まれたくない

などいろいろな事情があることでしょう。
でも、それってメチャクチャ自分勝手な考え方なのです。
誰も継がないからといって、そのまま実家を放置することはできないのです。

誰も継がない実家の末路は悲惨

誰も継がない実家の末路は悲惨
誰も継がない実家は放置されていることがほとんどです、
でも、それはとても危険なことなんです。
誰も継がない実家を放置するとどうなるのか?
しっかりと理解しておいてください。

誰も継がない実家の固定資産税は誰が払う?

実家 固定資産税 払えない
誰も継がないからといって、実家にかかる税金(固定資産税や都市計画税)が免除されるわけではありません。
毎年必ず請求されます。
そして、その請求方法も役所は余り親切ではありません。
固定資産税などの請求は代表納税者に対してのみ請求通知が来るのです。
ですので、
固定資産税や都市計画税がいくらなのか?きちんと納税されているのか?
もよくわからないことが多いのです。

2人以上で所有している土地や家屋の固定資産は、共有者全員に連帯納税義務があります(地方税法第10条の2)。この共有者のうち納税通知書などの管理をする人を、固定資産税の納税義務代表者といいます。この納税義務代表者を設定または変更する場合には、納税義務代表者設定・変更届の提出が必要です。
引用:人吉市

ある日突然、固定資産税の請求が来ることもある

誰も継がない実家ですが、最初のうちは誰かが代表納税者となって払っていることでしょう。
でも、その方が亡くなってしまったり、払えなくなったらどうなると思いますか?

【住んでもいない家の固定資産税の請求がきた】

固定資産税を滞納するとどうなる?

固定資産税を滞納すると、延滞金が発生し、場合によっては所有している財産が差し押さえられる可能性があります。
ただし、固定資産税の滞納が、即座に財産が差し押さえられるわけではありません。
順序的には、督促状や催告書の送付、財産の調査、身元の確認などの手続きが順番に実施されます。

さらに役所は職権で実家に差押登記をつけてきます。
そうなると、それを解除pしないと売薬もできなくなります。

実家の維持管理費の負担は大きい

誰も継がない実家であっても、固定資産税などの税金以外にもその維持管理にはお金がかかってきます。
結構、その金額ってバカにならない金額になります。

【空き家の実家の維持費は年間20万円超】

ですので、誰も継がない実家の維持管理にかかる費用をだれが負担するのか?
きちんと決めておかないといけません。

維持管理に要した費用が最後に清算されないこともある

維持管理にかかる費用も空き家にしていた期間が長期間だと相当な金額に膨れ上がってしまうこともよくあります。
そこで気を付けておいて欲しいのが、最終的にそれが清算されないこともあるのです。

たとえば兄弟の誰かが物置代わりに使っていることもあるでしょう。
そんな時に
「今までにかかったお金?そんなの私たちに関係ない!」
なんて言い出す他の兄弟たちがでてくることもあるのです。
みんな、お金を貰う時はニコニコしますが、お金が出て行くことになると今度は難癖をつけてくるものなのです。

誰も継がない実家はご近所さんの大迷惑

今、空き家が社会問題化していることはテレビのニュースでもよく特集されています。
誰も継がない実家が空き家で放置されると、一番困るのがご近所さんなんです。

逆にあなたが放置された誰も継がない空き家の実家のご近所さんだったとしたらどうします?


【放置された空き家は危険でご近所さんも困ってる】

誰も継がない実家は30年も経てばその存在すら忘れ去られてしまう

ではどうしてこんな放置された空き家が増えているのか?
それは、その実家の存在すら知らない人がたくさんいるからでしょう。

相続登記はあくまで任意です。
ですので、誰も継がない実家はきちんと名義変更もされずにそのまま放置されているのです。
その状態が20年30年も経ってしまうと、その実家の存在すら忘れ去られてしまうのですy。

政府もこの問題を深刻にとらえ、相続登記を義務化する流れになってきています。


誰も継がない実家は、次世代や次々世代の人には、その存在すら知られなくなる。
そのことだけは肝に銘じておいてください。

誰も継がない実家でも法定相続割合で相続しているとみなされます

誰も継がない実家の相続関係

相続手続きが完了するまでは、遺産相続は宙ぶらりんな状態であることを知っておいてください。
つまり、誰も継がない実家は法定相続人みんなで相続している状態だとみなされているのです。

もちろん、その管理責任もみんなで背負っているのです。

もしそこで、建物が倒壊したり、火事になったりして誰かに迷惑や損害を与えたりしたら、その責任は相続人みんなが背負わん開ければなりません。

相続放棄はもはやできません

その誰も継がない実家の大変さにきづいたあなたは
じゃあ、その実家は相続放棄しますから
なんて考える方もいることでしょう。

しかし相続放棄とは、相続があった日(相続が合ったことを知った日)から3か月以内に家庭裁判所に相続放棄の手続きをしなければなりません。
なにもしていないとy単純証人として相続した者としてみなされるのです。
それに、誰も継がない実家だけを相続放棄することはできません。
遺産すべてを放棄しなければならないのです。
亡くなった親には多少なりとも預貯金などの遺産もあったはずですし、もうそれは使い果たしているのではないですか?
ですから、今になっては「もはや相続放棄はできない」状態なのです。

相続人は,自己のために相続の開始があったことを知った時から3か月の熟慮期間内に,単純承認,限定承認又は相続放棄をしなければなりません。
引用:裁判所|相続の承認又は放棄の期間の伸長

誰も継がない実家の放置のツケはあなたの孫やひ孫に襲いかかってくる

放置された空き家が社会問題になって久しいのですが、政府も空き家対策特別措置法の施行しました。
空き家対策特別措置法では、特定空き家に指定された空き家は、固定資産税の軽減措置対象から除外されることになりました。
施行前は、空き家であっても200平方メートルまでの敷地部分に対しては、固定資産税を6分の1に軽減するという規定が適用されていましたが、これが一切なくなるため大幅な増税となってしまいます。

これにより、固定資産税の軽減措置も適用されなくなりますし、最悪危険な空き家としてw行政代執行されるとその建物解体費用は所有者に請求されます。
もちろん、解体費用が支払えない場合は所有者の財産が差し押さえられることもあります。

問題は、誰も継がなかった実家のことをまったく知らなかっら孫やひ孫たちに、軽減措置が適用されずに高額になって溜まりにたまった滞納税金と高額の建物解体費用がある日突然請求されてくるかもしれないことなんです。

実家を誰も継がない時の実家じまいのやり方はまずみんなをその気にさせてから

もしも実家を誰も継がないというのなら、ここまでのリスクやデメリットをしっかりと兄弟みんなで認識するようにしてください。
そうすれば、誰も継がない実家でも「どうにかしないといけない」ということがわかるからです。

実家を誰も継がない時の実家じまいは兄弟みんなが協力しないとできない

実家を誰も継がない時の実家じまいは兄弟みんなが協力しないとできません。

なぜなら
・実家の片付けは子供の誰かひとりでは無理
・相続手続きは相続人全員の署名捺印と必要書類が必要
だからです。

実家を誰も継がないのなら、まずはいくらで売れるか調べてみて

そうは言っても、実家を誰も継がない場合は他の兄弟の協力を得るのは大変です。
きっとのらりくらりと逃げ回ることでしょう。

そのために、まず誰も継ごうとしない実家の売却値段を調べてみませんか?

誰も継ごうとしない実家でも売却価格がわかればみんなの態度が変わる

実家 売却 価格

親を亡くして実家の片付けをしなければならな年代は50歳後半から60歳前後だと思います。
この年代の人は、今度は自分たちの老後の心配もしなければなりません。
そんな不安がある時に「実家を売却したらウン百万円(あるいはウン千万円)が入ってくることがわかるといてもたってもいられません。
なにより、そのことに敏感なのが義理の兄弟姉妹たちです。

なぜなら、お金が入ってくることがわかれば他の兄弟たち(その妻や夫)もみんな目の色を変えて遺品整理に協力してくれるからです!



今まで実家の片付けから逃げ回っていた他の兄弟たちの手のひら返しに腹が立つのはよくわかります。
でも、実家の片付けをスピーディーに終わらせるには我慢するしかありません。

特に大切なのは、具体的な金額を提示することなんです。
「実家を売却するために片付けましょう」では他の兄弟たちはなかなか動いてくれないことでしょう。

おすすめの一括査定サービスは【イエウール】さんです。
ここなら簡単に実家の売却値段がわかります。
\実家の売却価格を調べるのに超便利/
【イエウール】売却一括査定依頼サービス

ゴールを明確にすることが大事

もしかしたら、誰も継がない実家の売却値段は期待したほどの金額ではないかもしれません。
いや。ほとんどんぼばあいそうでしょう。、
ひょっとしたら数百万円しかないかもしれません。
それどころか。再建築負荷の無道路地や建物が建てられない市街化調整区域などで値段さえつかないこともあります。

それでも、将来のリスクやデメリットを考えたら、このまま放置はできなししなんとかしなければならないことは間違いありません。

誰も継がない実家をどうするか?
それには0
「なにをして?]
「いくらお金がかかるのか?」
を明確にしないといけないのです。

そのゴールが見えないから、みんなそのまま放置を続けて問題がより複雑になり、後で大問題にまでなるのでrす。

実家を誰も継がない時の実家じまいに残された時間はあまりない

あなたの年齢を考えたら、誰も継がない実家の実家じまいに残された時間はあまりないことを知っておいてください。

あなたに「実家の片付け:「他の兄弟たちとの話し合い」をする気力体力が残っているのは今だけかもしれません。
5年後10年後なら、もしかしたら兄弟の誰かが
・認知症になっている
・亡くなる

ということもあるのです。
そうなると、もはや相続手続きや売却もできなくなります。

兄弟たちならまだ腹を割った話し合いもできますが、新たに相続人となった甥や姪たちが加わってくると話し合いもスムーズにはいかないものですよ。