山形で空き家の解体工事をお考えならとりあえず行動して欲しいことが3つあります。
・山形の自治体で空き家の解体工事に関して補助金を調べる
・解体費用を融資する解体ローンを取り扱う銀行や信用金庫、信用組合を調べる
・複数の解体業者から見積もりをとって適正な解体費用を調べる
ではひとつひとつ考えていきましょう。
山形の空き家の解体工事費用節約に使える自治体の補助金・助成金を利用する
山形では各市町村から空き家解体工事の補助金がもらえるところがたくさんあります。
例)米沢市不良住宅除却促進事業費補助金 除却費用の80%(上限120万円)
この自治体からの解体工事の補助金をうまく利用すれば自己負担分を軽減することができます。なお補助金は事前申請や募集期間・募集件数に制限がある場合もあります。
最近は空き家が社会問題化しています。
このため多くの自治体が空き家問題に台頭するためにさまざまな補助金・助成金制度を用意しているところもたくさんあります。残念ながら都道府県単位ではなく市町村単位で空き家解体費用の補助金・助成金が設置されているので調べるのも大変です。
空き家解体に関するものから空き家解体工事に付随するもの
さらにその金額も数万円程度から100万円単位のものまで様々です。
少しでも解体費用を安く抑えたいのならこのあたりの補助金・助成金はかなり助かります。
ただこのあたりは解体業者もよく知らないこともありますのでご自身で調べておく必要もあります。
解体を考えている空き家の地方自治体の補助金・助成金は必ず確認しておきましょう。
ただ、募集件数や募集条件も制限されていますので、今回解体工事を考えている空き家が該当するかどうか?も調べる必要もあります。
すでに受付を終了している場合もありますが次回の申請受付時期の確認など常に最新状況は把握しておきましょう。
ただ、一番の方法は直接役所に出向いて相談してみることをお勧めします。
空き家解体の補助金・助成金はさまざまな形があります。
また、今は整備中で後日に実施されることも多いからです。
山形の各地方自治体の空き家解体などに関する補助助成金
各自治体も空き家解体に関し補助金・助成金の制度もあります。
すでに受付終了の場合もありますが常にチェックしておいてください。
なお解体施工前に申請手続きが必要なのでご注意ください。
- 山形市の解体工事補助金 老朽危険空き家対策事業
- 米沢市の解体工事補助金 米沢市不良住宅除却促進事業費補助金について
補助内容
除却費用の80%(上限120万円) - 鶴岡市の解体工事補助金 危険ブロック塀等除却促進事業について
補助内容
4,000円/1㎡(上限8万円) - 南陽市の解体工事補助金 南陽市がけ地近接等危険住宅移転事業補助金交付要綱
補助内容
上限80.2万円 - 寒河江市の解体工事補助金 寒河江市老朽危険空き家解体事業補助金
補助内容
建築物の除却工事費の80パーセントの2分の1(千円未満切捨て)
対象建築物の床面積に、国土交通省が定める標準建設費の除却工事費を乗じて得た額(変動有)
上記のうちいずれか少ない額 - 村山市の解体工事補助金 使用されず不良住宅となった空き家を除却する方に支援します。
補助内容
補助対象経費の80%で限度額100万円 - 天童市の解体工事補助金 空き家除却事業費補助金交付事業
補助内容
補助対象経費の3分の2で限度額80万円 - 尾花沢市の解体工事補助金 尾花沢市不良住宅除却促進事業
補助内容
除却に要する費用の80%で最大100万円 - 山辺町の解体工事補助金 山辺町がけ地近接危険住宅移転事業補助金交付規則
補助内容
一戸当たり802千円を限度とする。 - 中山町の解体工事補助金 中山町がけ地近接等危険住宅移転事業補助金交付規則
補助内容
1戸当たり78万円を限度とする。 - 朝日町の解体工事補助金 朝日町空家除去支援事業補助の解体費用助成金について
補助内容
補助対象経費に2分の1を乗じて得た額
上限額50万円(町内業者が補助対象工事を施工した場合は、上限額75万) - 大江町の解体工事補助金 空き家除却支援補助金/a>
補助内容
補助対象経費に2分の1を乗じて得た額とし、50 万円を限度とする。 - 舟形町 舟形町空き家除却補助金について
補助内容
住宅については、上限100万円(費用の2分の1)
付属建物等については、一敷地合わせて上限50万円(費用の2分の1) - 真室川町の解体工事補助金 真室川町危険老朽空き家解体助成事業について
補助内容
対象工事の2分の1以内で50万円を上限 - 高畠町の解体工事補助金 高畠町危険空き家等除去事業補助金
補助内容
事業に要する費用の5分の2(上限60万円) - 川西町の解体工事補助金 川西町老朽危険空き家除却支援事業補助金について
補助内容
木造の場合
補助対象経費又は当該住宅の延べ床面積に1平方メートル当たり2万6千 円を乗じて得た額のいずれか少ない額に 5 分の 4 を乗じて得た額(上限 40 万円)
非木造の場合
補助対象経費又は当該住宅の延べ床面積に1平方メートル当たり3万8千 円を乗じて得た額のいずれか少ない額に5分の4を乗じて得た額(上限40 万円) - 三川町の解体工事補助金 三川町危険ブロック塀等撤去支援事業
補助内容
補助金の額は、撤去処分工事に要する費用(ブロック塀等の面積に8千円を乗じた額を限度) に2分の1を乗じて得た額(千円未満切り捨て)です。 1. 上限額は10万円です。 2. ブロック塀等の面積のうち、道路に面していないブロック塀等の面積は補助金の算定から 除きます。 - 庄内町の解体工事補助金 庄内町老朽空家解体支援事業補助金交付要綱
補助内容
補助金の額は、次に掲げる額とする。この場合において、当該補助金の額に1,000円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた額とする。
(1) 別表に定める住宅の不良度の測定基準による評点の合計が100点以上の場合は、前条に規定する補助対象経費の2分の1に相当する額とし、40万円(町内業者が補助対象工事を施工した場合は、50万円)を限度とする。
(2) 別表に定める住宅の不良度の測定基準による評点の合計が10点以上100点未満の場合は、前条に規定する補助対象経費の10分の3に相当する額とし、24万円(町内業者が補助対象工事を施工した場合は、30万円)を限度とする。 - 遊佐町の解体工事補助金 遊佐町老朽危険空き家解体支援事業について
補助内容
補助対象事業費に2分の1を乗じて得た額(限度額50万円)

もし解体する実家で売却も考えているなら解体前に現状でのお値段も調べておきましょう。
意外と「解体しないで現状のままの売却値段」と「解体しての更地にしての売却値段」がトータルではあまり変わらないこともあるからです。
その大きな理由に、購入者が建物建築と解体工事を行うと割安な解体工事費になることも多いからです。
また特にプロの建売業者が買う場合の解体費用は一般の方よりもかなり安く解体できます。
築古でオンボロの実家の場合、プロの建売業者が買い取って新たに新築住宅を建てて販売することが少なくありません。
その場合、素人が依頼した解体費用より毎回何度も発注している建売業者でとても大きな差が出てきます。
このあたりの事情はご理解いただけると思います。、
また解体工事は最低でも軽く100万円以上のまとまった金額になり、その費用を誰が負担するのか?
これもよく兄弟でもめてしまうポイントでもあります。
相続した実家を空き家のままで放置していませんか? 放置された空き家の実家はとても危険でご近所さんも大迷惑しているんです! そんなお悩みの方も少なくありません。 相続した空き家の実家の解体費用を兄弟でどう負担すればいいのか …
山形で空き家解体ローン取り扱う金融機関
山形地方で空き家の解体ローンを取り扱う金融機関は地銀・信用金庫・信用組合が多いです。
これらの金融機関には融資できる営業エリアに制限もあります。
物件のある地域の金融機関を探してみてください。
- 青森銀行 空家利活用ローン
- みちのく銀行 みちのく空き家解体ローン
- 東奥信用金庫 とうしん 空き家ローン
- JAつがる弘前 リフォームローン(一般型C・空き家解体型)
- 青い森信用金庫 無担保住宅リピートプラン [
- 岩手銀行 いわぎん空き家活用・解体ローン
- 盛岡信用金庫 リフォームプラン
- 北上信用金庫 空き家解体費用
- 羽後信用金庫 うごしん空き家解体支援ローン
- 七十七銀行 フリープランワイド(空き家活用プラン)
- JA仙台 リフォームローン(一般型C・空き家解体型)
- きらやか銀行 じもとお住い応援ローン
- 山形第一信用組合 リフォームローン(保証料一括)
- 鶴岡信用金庫 無担保住宅ローン
- 東邦銀行 東邦・空き家対策ローン
- 須賀川信用金庫 すしん無担保住宅ローン商品概要
- 二本松信用金庫 まつしん無担保住宅ローン「むたんぽくん」
- 会津信用金庫 無担保住宅ローン(快適リフォームローン)
解体工事の補助金申請や解体ローンを申し込むにはまず空き家の解体費用の見積もりが必要です

空き家の解体工事は
「どこに依頼すればいいのかわからない」
「適正な価格帯がわからない」
など不安がいっぱいだとおもいます。
さらに私はたとえ解体業者がお知り合いにいても、あえて他の建物解体業者の相見積もりを取ることもお勧めしています。
なぜなら建築業界は
『元請け』⇒『下請け』→『孫請け』
と中間マージンの鞘抜きが横行しているのも珍しくないからです。また知り合いの解体業者だからこそ値引き交渉もやり難いものです。
客観的かつ適正な解体費用価格には公正に複数の解体業者の見積もりをとることをお勧めします。
安心で実績のある解体業者紹介サイトもご紹介しておきます。